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2014年7月10日木曜日

ルート図

忠実に時計回りに一周をした。

出発当日、自宅を出たのが朝の7時過ぎ、ちょうど朝の通勤時間帯で輪行の自転車が混雑する電車の中で迷惑になるかなと思ったが、便利なもので通勤ライナーなる藤枝から静岡までノンストップの電車があった。整理券なる急行券が320円なり。

静岡から新潟までは3時間強。新潟ってホントに近い。新潟駅から新潟港まではタクシー。
佐渡の両津まではこれまたジェットフォイルに乗れば1時間だから焼津の自宅から佐渡まではあまり待ち時間もなくかなり短時間で行けることが分かった。
しかし両津まではあえてスピードダウンしフェリーで行くことにする。早く行くことが目的ではないから
2時間ちょっとかかる。

両津港で自転車を取り出し、旅館に向かう。15分ほどで今日の宿、みなみ旅館に到着
まだ夕方には時間があるので、早速足慣らしに湖沿いに真野の方に向かう。
1時間ほど走り、宿に帰る。


全体のコース図




初日のコース
佐渡一周は200㎞ちょっとだから、3日間で回るとすると、1日大体70㎞くらいのペースで、途中うろうろすることも含め比較的自分にとって余裕のある距離である。
今日は佐渡の小木、宿根木が目的地。ここで魚を食べるのだ。



佐渡の町並みは随分特異だ。
屋根瓦がかっこいい。
黒光りしていて、建てたばっかりのような風合い。
聞くと能登瓦とか。

「石川県の能登半島で多量に生産されていた耐寒釉薬瓦。
窯元数は昭和30~40年代が最多。
トンネル窯化で昭和50年代初頭に最多生産量になりましたが、以降は減少。
北陸特有の気候風土に根づいた大判の和型49形で、釉薬(黒・銀黒)のドブづけ。
施工は銅線緊結工法。
厚みがあって風、雪に強く、流れの長い屋根にはよく使われます。
現在は加賀市の2社と能登の1社、計3社が生産。
他の加賀市にあるメーカーは53A形で両面施釉品を作っています。」







そしてこげ茶色の家の塀







船小屋




船小屋に潜入


佐渡の民家は住むのはどうかはわからないけど、周りの風景に溶け込んでいいねー


板塀




小木宿根木に行かなくとも道中のあちこちにあるいい感じの町並み。
わが焼津ではサイジング壁のセンスのない家ばかりが目立つが、ここはかなり昔にタイムスリップしたような雰囲気


行程の中ほどになると一周道路もかなり狭いところもある。


赤泊の近くだったかどんな商売をしていた建物なんだろうか。
通りすがりの人に聞いてみたがわからなかった。


北雪酒造
ここで吟醸酒を買い、家に送る。
「佐渡のきりょうよし」


赤泊港で海鮮どんぶりを食べる


民宿に着いたが3時過ぎで時間が早く、民宿末広荘の玄関からの呼びかけに返事がない
ヘルメットと背中の荷物を玄関に置いてすぐ近くのたらい舟に乗る。





たらい舟






宿根木













民宿近くのお地蔵さん

民宿は末広屋さん
食事は1ランク上げただけのことはあり、夕食も大満足、朝食もこれでもかといった塩梅であった。
食べ過ぎなのと、4時起きでスペイン-チリ戦を見たのがきいたのか2日目はかなり体がえらくなる。
それにしてもスペインが予選敗退とは。カウンターサッカーだとか、力まかせ体力まかせのサッカーはどうかと思っていたのでスペインをもっと見たかったのだが





2日目












民宿を出てから1時間もたたない
道路からかなり下に見えた、文字とうりの深い入り江にある深浦の集落におりてみる

道路上から見た深浦の集落

沢崎鼻灯台だったか

灯台からさらに海のほうに歩いてみる

佐渡の花   「かんぞう」

佐渡小木海岸とある
海をよく見てみるとたらい舟発見

なにか漁をしている



他にももう1艘発見

たらい舟は観光用にしか現在は使っていないのかと思っていたが・・・




そしてまた かんぞうの花

小さな村のバスの待合所
1日にごくわすかの本数しかないようだ。

沢崎鼻を乗り越し日本海側に出てきた。






浜辺の一段高くなったところで小休止
珍しくここは砂浜




ネットで情報を調べていると親父から相続した株が急騰している。
塩漬けされていた株であり、売るタイミングを待っていのだ。
すぐに家に電話をかけ証券会社のパスワードを調べてもらい即売ってしまった。


休憩地点

休憩地点から1,2km進んだところ
人っ子一人いない港
進んでいくと道が途切れている。

引き返す

分岐点まで戻り、細い登り坂を上る







今日は調子が出ない
パワーが出ないので、坂道は2度ほど押してのぼる。
甘いものでもと思い、売店を探すが
こんなところにもというところで台湾人の観光客の集団に出くわす。
300円の高い飴を買う




外海府海岸





板塀の家が本当に多い







宿泊は外海府海岸の旅館
みなと荘
10000円
佐渡市高千港の前

豪勢な食事



いかの刺身

サザエ

毛ガニ

刺身盛り合わせ
アワビ、スズキ、タイ、ブリ、マグロ、アジ、エビ
確かに豪華!

これ牡蠣
生牡蠣であった。
両津の湖みたいなところで養殖がおこなわれているようだが、その時期ではない。
大ぶりでうまかった。

さかな白身のテンプラ


タイの焼きもの風

魚煮付け
モズクの酢の物


お新香

鍋物
3日目










今日は早く目が覚めた。
ワールドカップの日本-ギリシャ戦を見なければならない
試合開始が7時だがハーフタイムに朝食をいただき、試合終了にチェックアウトし出発とする。

残念な結果であった。
出発9時過ぎ









この旅行最大の難所とされる外海府海岸のZ坂が前方に見えてきた。
いよいよだなと覚悟する。


Z坂の最初の1辺の途中で撮影


Z坂の2辺目に現れた滝


2辺目の途中で撮影
徐々に高くなってきている




最上辺から撮影


Z坂は最上辺だけでは終わらない。その後奥の方に向かって最終辺よりも長い上り坂が続く。


今日は昨日と変わり体調がいい
Z坂も思ったほどではない。
外海府大橋から撮影。橋の影が見える。


外海府海岸




登り切ったZ坂をこれから下る。


一気に下る

海は穏やかで汚れていない

大野亀の手前の集落の軒先でトビウオの鱗を取っていた





大野亀